南海21001に揺られ千頭へ向かいます。
窓の開く電車の旅はやっぱ良いものでw
ちょうど新茶の季節、いい感じに青々としてますねぇ。
笹間渡通過ー
もう桜も終わってすっかり新緑の季節であります。
そんなわけで千頭到着。
このC11227もGWが終わったらトーマスへの改装がはじまるでしょうなぁ。
楽しみです。
そして今回の目的。あ!この後ろ姿はッ!
4月21日からついに一般公開となったC12208号機のパーシーでございます。
え、これ本当にあのC12208か!?ってのが正直な感想。
出来がヤバいです。パーシーにしか見えない。
とりあえずじっくり見ていくことにしましょう。
後ろ姿。後ろ側ヘッドライト用のヒサシが下の方に移植されてますね。
背面に関しては石炭庫の囲い追加以外は比較的元の鉄板を活かしてる感じかな。
架 線 注 意
こんなところに残るC12208の面影。
ちなみに窓の部分は丸型の新しいものに交換されてます。
足回り。真ん中の動輪は鉄板貼って黒く塗って目立たなくしてありますね。
展示初日はロッドがついてなかったようだったので、えー・・・って感じでしたが
この日は既にロッドがついてました。やっぱロッドは無いとねぇ。
ちなみにロッドにはC12208の刻印が入ってました。
こいつロッドはめたの何年振りだ・・・・(
先輪と石炭庫下の縦輪は黒い鉄板で囲われて隠されてます。
ちなみに本当に囲ってるだけで、レールの路面や車輪とは接してないです。
これなら仮に移動させる場合も擦ったりしなくて良いですねw
先輪の上を見ると、あ!なんかスピーカーついてんぞw
こりゃヒロみたいにパーシーも夏からしゃべるんでしょうなぁ・・・
なんて思ってたらこの日の翌日の新聞で「今後は喋ったり目が動いたりする」と
大鐵側からの発表がありましたね。
こりゃまた楽しみだw
ちなみに、ヒロの方もお色直しされてました。
展示終了からしばらく放置されてたせいで蒸気ドームからサビが垂れてたし、
金の手すりも若干色が剥げてたんですよね。
その辺もしっかりきれいにされてました。このへんは抜け目ない。さすが。
大鐵側から発表はありませんでしたがラスティも出てました。
ヒロとパーシーを見るとどうも顔の出来が微妙に感じてしまうラスティ・・・
ちなみにヒロ、パーシーはトーマス最終日まで展示しますがラスティのみ
トーマス運転開始前の5月末で展示終了だそうです。
こいつだけトーマスが走る前に展示終了ってのはなんか不自然。
何かたくらんでるんかしら・・・ラスティに関しては去年の登場自体がサプライズだったわけですし。
ソドー島の仲間たち3並び。
こんなまったり落ち着いて撮れるのも5月末までの今のうち。
6月からトーマスの運転が始まれば凄まじい人が集まるんでしょうねぇ。
とりあえずパーシーをピンで撮影してみます。
いや本当にC12とは思えんわ。
参考までに1月の時点でのC12208を
これがパーシーになったと言ってもたぶん多くの人が信じられないのでは。
でもこの部品も取りつくされたスクラップ機関車がパーシーになったんですよ。マジで。
運転席の中もハンドルとかが金塗装されてたり整備されてるみたいですね。
出入り可能な構造になってるってことは夏に運転台に乗れる可能性もあるので期待。
何気にC5644のタイ時代からのボイラーをじっくり観察する機会ですしねw
とりあえず全体を見渡して。
去年はヒロがいた線路にパーシーを、トーマスが入ってきた線路にヒロがいる感じですね。
となると、今年も並びをやるとするならばトーマス号は近鉄のいる千頭駅のホームに入る形になりそう。
ヒロの線路と千頭のホームの線路は柵で区切られてますから去年みたいにロープで人をどけて
トーマスを入線させるってことをしなくて済みそうですね。
これなら去年多発した「火の入った蒸気機関車であるトーマスに遊具感覚でよじ登ろうとする」という
危ない事案も起きることもなさそう。
このへんは去年の反省をしっかり生かしてて良いと思います。
やろうと思えばホームからトーマス号の運転席公開とかもやれるでしょうから安全性と見学性が
上手く両立された並べ方と言えそうです。
この辺で2本目のSLが千頭到着が近づいたので撮影場所へ移動。
時間もなかったのでとりあえず並走する道路から撮ることに。
まあこんな感じでした。
しかし茶色に1両混ざるトーマスオレンジの存在感半端ないなw
再び千頭駅へ。
お、SL資料館の展示がいつのまにか元に戻ってる。
ということで100円払って入館です。
トーマスイベントに伴い休憩所に一時的に改装されてたSL資料館ですが
ジオラマの奥の方まで元の展示が完全に戻ってました。
木製ナンバープレート。
C11190は動態復元された直後の試運転でつけてたもの。
C12164はナンバー盗難にあった一時的につけてたものかな。
49616は言わずもがなヒロに改装される前についてたものです。
C10の機器配置図。たぶん新しい展示。
ATSとかがどこについてるかがかいてあります。
申し訳程度の16001のさよなら展示
さよならというか車内に貼ってあった車両紹介がそのまま貼ってあります。
ぶっちゃけいうと遺影。
このへんの展示は元にもどった感じですね。
他にもミニ写真展とかもやってました。
そんなこんなでSL資料館離脱。
音戯の里の駐車場側に行ってみると、なにやら留置中の313系に連結器を取りつける準備が。
金谷側のみこうやって準備してるってことは、E103に続いて大代持ってくのかな?
それともトーマスイベントの目隠しにでも使うんかしら?なんにせよそのうち動きありそう。
考えてみたら、ヒロ、パーシーとの並びのために千頭駅のホームにトーマスを入れるとなると
普段そのホームに留置してある電車を別の所に入れなきゃいけないわけで。
もしかしたらそのための留置線を空けてるのかもしれませんね。
そうこうしてるうちに1本目のSLが折り返す時間が近づいてきました。
この日はSL2本&臨時電車急行があるため1時間以内にSL2本、電車が2本
合計4本の列車が来るというある意味フィーバータイム(
おなじみジャンボ串焼きを食って腹ごしらえをしポイントへ向かいます。
まずはここ。このブログではもうおなじみのあそこ。
1本目のSLはここで撮ります。何気に真金谷行きSLをここで撮るのは初めて。
まあこんな感じでした。
編成が短いので全部入ってくれたのは良かったかも。
途中曇ってきましたがSL通過時だけ一時的に日が射してくれたのはラッキー。
やっぱここは千頭発の列車向けの場所かなぁ。
その後10分ちょっとで電車急行が来るので移動。
橋の近くの踏切で待ちます。
電車急行は予想通り・・・
ほんまに7200系で来ました。予想はしてましたがマジか・・・って感じです。
やっぱりダイヤ的に、SL接続で金谷~新金谷をピストン運用した電車が
そのまま電車急行で千頭に来る感じのようで。
なので必ず東急が急行運用に入るってことはなくどの車両で来るかは完全にランダムかと。
7200系、十和田時代にイベントで急行板をつけて走ったことはあるっぽいですが
こういうちゃんとした優等運用は東急以来十数年ぶりではないでしょうか。
ちなみに急行灯は点きません。
電車急行のあとは10分経たないうちに今度は金谷行き普通電車が来ます。
そしてそこから20分後くらいに定期のSLが来ます。
普段はこのSLの後、金谷方面行きの電車が2時間くらい待たなきゃいけなくなるんで、
遅くてもこのSLで帰っちゃうんですが今日は電車急行があるんでそれで帰ります。
電車急行があったからこそ撮れたって感じですね。
後追いー
歩いて千頭に戻ります。
しかし本線と繋がった線路の上にトーマスのキャラが2台もいるっていつ見ても凄い光景。
千頭駅に着いたのでとりあえず帰りの電車急行券を買います。
150円。実際安い。
千頭駅で買ったのに駿河徳山駅発行になってますw
たぶん定期で電車急行があった時期に作った急行券を現在電車急行が止まる各駅
(笹間渡除く)に分散してあるんでしょう。
ちなみに今の電車急行は駿河徳山は止まりません。何気に貴重。
もちろんさっきの急行の折り返しなので東急7200系です。
急行幕いいじゃないw
側面の急行サボ
デビュー撮影会で急行幕は出ましたがサボは初めて急行運用に就く今回が初お披露目です。
幕に準じたデザインですね。
とりあえず発車まで時間があるのでまたパーシーやヒロをを見に行きます。
汽笛の部分のアップ
アゴ周り
トーマスはこの辺に目玉を動かすやつがあるんですが見当たりません。
どうやって動かすんだろ?
こうして見ると結構長いなと感じますね・・・まあ元がC12だからなぁ。
でも形は見事にパーシーなのはマジですごい。
6月はこの場所も多くの人達でにぎわうことでしょう。
それを楽しみにしつつ撤退します。
平面顔の急行幕
車内のLCD。急行専用仕様です。普通の時とはガラッと変わります。
これが見れただけでも150円払って7200系の急行に乗った意味があったというもんですw
そういえば2月の時点ではなにも入ってなかった広告枠にも時刻表やらお知らせやら
色々入ってました。
金谷到着。
夕暮れに光るダイヤモンドカット良いですなぁ
切妻顔の方も夕日が当たっていい感じに。
個人的に夕暮れのシチュは割と好きかもしれない。
そういえば帰りに気付いたんですが電車急行が走るときってこういう表示出てるのね。
改札を出てJRの切符を買い東海道線ホームに入りそこから撮影。
というわけで無事に帰路につきました。
GWを挟んで、今年もまたにぎやかでてんやわんやなフィーバーが始まります。
おわり