夢色急行かわね路

このサークルは終日ワンマン運転を行っております。 ツイッター避難所も兼用で再構築

展示館を見学後は動態保存の27号に乗車してみることに。
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独特な窓、つり革、電灯、どれもレトロでいい雰囲気ですねぇ。
レトロ以外の感想は出てこんのかお前はというツッコミはさておくとして(


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運転台も出発前に撮影。個人的にぶったまげたのがこのマスコンハンドル。
なんとディッカー社製です。

鉄道ファンの方はデッカーとかディッカーとか呼ばれている電車や電気機関車をご存じの
方もいるかもしれませんが、その由来となったのがこのディッカー社です。
この会社の開発したディッカーシステムと呼ばれる電車の制御システムは日本でも
輸入機関車や旧性能電車に採用されていました。
この制御装置を備えた車両がデッカーとかディッカーという愛称で呼ばれてたわけですね。
有名どころだと遠鉄のED28、東武博物館にいる101号電気機関車がこの一族です。

前置きが長くなりましたがなんでぶったまげたのかと言いますと、
ディッカー社はこのディッカーシステムを開発した直後に
イングリッシュ・エレクトリック社と合併しており、ディッカーシステムのマスコンの
多くはイングリッシュ・エレクトリック社製として納入されています。
その為、ディッカー社製として納入された個体はそんな多くないんです。

そんな希少個体がこの京都市電27号にはついてるわけですよ!
今までイングリッシュ・エレクトリック社製、日本でライセンス生産された
東洋電機製のものは見たことありましたが、ディッカー社のものがまさか
動態保存車に残っているとは思いませんでした・・・・
こりゃすごいぞ・・・

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ちなみに反対側はイングリッシュ・エレクトリック社製のものでした。

チンチン♪というベルの音とともに釣り掛け音を奏でながらゆっくりゴロゴロ走ります。
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せっかくなので車窓から搬入車両たちを撮ってみましたw
来年の開館が待ち遠しいです。

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最後にポール回しを見学して終了。

賛否両論あるこのバッテリー駆動の京都市電ですが個人的にはこれもありだなぁと
思いましたね。
例えるなら蒸気機関車を圧縮空気で動態保存するような感じで
給電方法を変えた以外は以前と何も変わって無かったのが良かったです。
架線が無いのは若干寂しい気もしますけどねw

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さて、市電広場を後にして梅小路蒸気機関車館に向かいます。
途中でまた別の京都市電の車両と遭遇。
周辺の観光案内所として活用されているようです。

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蒸気機関車館到着。
実質公園内にあるようなものなのでそこまで遠くはありませんでしたw

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真横では京都鉄道博物館が絶賛建設中でございます。


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梅小路に来るのは数年ぶり。展示をじっくり見返しつつ車庫の外へ向かいます。

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ちょうど新年イベントの頭出し展示中でした。
日章旗を掲げてずらっと顔を並べる蒸気機関車たちは圧巻の一言に尽きます。
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車庫の端では本線復活が決まったD51 200が修繕中。
ボイラーはもうサッパに持ってったのかな。
てかテンダーの写真思いっきりボケた・・・・

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その横には入換でよく使われるDE10が入ってました。

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そしてC62と並んで今回特に会いたかった機関車、義経号。
交通科学博物館は結局行かずじまいだったので義経号を見るのは初めてです。
同型機の弁慶号は大宮で何度か見てますけどねw

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そのツヤありピカピカの車体、正直レプリカなんじゃないかと錯覚しそうになるくらい。
でも足回りは油でしっとり濡れているのをみると紛れもない本物の蒸気機関車
なんだなぁと実感させられます。いやもう本当にピカピカでした。

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しかし義経号、小さい!とにかく小さい!
小型機のB20や1080と比べても小さいです。
国鉄蒸気最小のはずのB20がでっかく見えますw
横に比較対象が並ぶとその小ささがさらに引き立ちますね。

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ちなみに後ろ側の連結器はドローバーでした。
鉄道模型ではたまに見かけるけど本物の鉄道車両でドローバーを
連結器にしてるのは初めて見たわ・・・・
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運転室はちょっと外からは見えづらかったかな。

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テンダーには鷹取工場の復元銘板が。
義経号、実は晩年はタンク機関車に大改造されていたんですよね。
タンク機関車時代の写真を見たことがありますが、よくまあここまで復元したもんだわ。


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義経を満喫した(?)ので他の機関車たちも見ていきます。
やっぱりこれだけの蒸気機関車が揃っているのは壮観ですなぁ・・・
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頭出し展示ということで並びばっかり撮ってました(
単体は意外と撮りづらかったん・・・・
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個人的にビビッときたのはやっぱりこのお召仕様で展示の2両ですかね。
日章旗がホント似合いますわ。
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後ろに1号編成つなげたいっすね・・・

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C58 1は菊の紋がいいアクセントになってます。
でもこいつお召し牽いた経験ないんですよねぇw

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機関庫の外の側線にはC11、C56、C55が。
前に来たときはこの側線の手前にも近づけた気がしたんですが、京都鉄道博物館
建設に伴う資材置き場になってて入れなくなってました。
あと西のPF見れたのはかなりの収穫。
床下グレーの国鉄色いいっすねぇ・・・

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以前話題になってた旧客。
数年前に来たときは色あせてボロボロだったんですが本当にきれいになってました。
これも京都鉄道博物館の収蔵車両になるのかな?
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敷地内から再びC62を撮影。
博物館建設で以前より入れるエリアが狭くなってたのでこれが精一杯でした。

この辺で次の場所へ向かう時間も迫ってきたので梅小路撤収。
今度は博物館が完成したころにまた来たいなぁ。

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最後に梅小路公園の線路沿いで少し撮影してから次の場所へ向かいました。

続く。たぶん次で最後。


京都駅を出発。
最初の目的地である梅小路公園まで歩きます。バスの方が楽だけどバス代ケチった(

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梅小路公園到着。直後に偶然381系が通過。
噂の1000番台でした。うん、元番号の文字をベージュで塗りつぶしたのがよく見える(
こいつとも初遭遇です。

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西の電車たちを眺めつつ園内を散策。
・・・・なんか力強い汽笛も聞こえてきますね(

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なんかきたこれ!

はい、ご存じ梅小路蒸気機関車館のSL動態保存「SLスチーム号」ですね。
線路自体は蒸気機関車館を飛び出し隣接する梅小路公園の横まで続いています。
実は京都まできた目的の1つがこれ。1月はC62が担当と聞いて
速攻でで京都行きを決めました(苦笑

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ちなみに、C62が動いてるのを見るのは初。以前火が入ってる状態で止まってるのは
見たことあったんですが、ずっと動く姿が見たくていつかリベンジしたいと思ってました。
ようやくその願いがかなった感じですね。

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正直、早歩きで追い抜けるほどの低速走行です。
本線走行とは比べ物にならない遅さです。
それでも、それでも日本最大の旅客用蒸気機関車が煙を上げて目の前を
走り抜ける姿は鳥肌立ちました。
これだけでも来てよかった。

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さらに公園の奥へ進み市電広場へ。最近できた場所なので行くのは初めてです。
今まで非公開で保存されていた京都市電の車両4両が展示されています。

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手前の2両。703号と505号。
703号はグッズショップ、505号は飲食販売店になっています。
大改装されているのかと思いきや座席のクッション部分が外された以外は
ほとんど手を加えられず復元も十分可能なレベルに原型とどめています。
もっと大規模にやったかと思ってたのでビックリ。
座席のクッションを外してその上に商品棚とかレジとか置いた感じです。

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505号の後ろにあるのは1605号こちらは改装はされず原型です。

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車内も見学可能。うーんレトロなにおいw

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その隣にあるのが890号。
こちらも同じく原型で車内見学可能です。

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890号の車内はこんな感じ。こちらは座席が青なんですね。

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市電広場の横には路面電車の停留所らしきものが。
お、なんか来たぞ・・・・


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来たのは動態保存車の27号。
いわゆるN電と呼ばれるやつですね。
市電広場オープンと同時に架線集電だったものがバッテリー集電になり
賛否両論巻き起こったのは記憶に新しいですね・・・・

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バッテリー集電になってから見るのは初めてだったのですが、なんと
架線が無くなった今でもポール回しは行われていました!
これは個人的に嬉しかったですねぇ♪
架線が無い分若干物足りない気もしますが、集電方式が変わった以外は
以前と何も変わっていないようでしたw


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そして市電の線路の横には・・・なんかいるぞこれ!

来年春に開館する京都鉄道博物館の展示車両たちです。
交通科学博物館から搬出後、整備を受けたものから順次搬入されてるっぽい。
現在あったのは80系が2両、ナシ20、500系新幹線の4両でした。
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無理やりですけど27号と500系新幹線。
まさかこの27号も新幹線を見るまで長生きしちゃうとは思わなかったでしょうw

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反対側の停留所もこんな感じで整備されていました。

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この停留所の横には27号の車庫を兼ねた展示館がありまして、中には29号が
展示されています。
なんでも京都市電開業時の車両の生き残りとのこと。

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ダブルのポールがいかにも電気鉄道黎明期を感じさせてくれます。

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もちろんこの29号も車内は見学可能です。
屋根上の灯り取り窓や曲面的なデザインがこれまた良い雰囲気♪

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運転席のマスコンには明らかに後から開けられた小さい穴が。
説明によれば戦時中にハンドルを一定以上回せないようここにピンを刺していたようです。
思わぬところに戦時中の遺産ですな・・・・

続く

はい、タイトルからふざけてすいません(
とりあえず大井川鐵道以外の旅行記は適当にアホなタイトルつけてやっていくことになると思います、はい。

1月十香、もとい1月10日、「さぁ、18きっぷ最後の1回を消化しましょ・・・」ということで京都と大阪に行ってまいりました。

最寄駅から始発電車に揺られ西へ向かいます。

途中、乗り換えのために豊橋で途中下車。
乗り換えの電車まで時間あったので軽く撮影します。
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とりあえず乗り換えるホームから見えた豊橋鉄道を撮影。
カラフルラッピングな東急7200系でおなじみですね。
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しばらくしたらもう1編成きました。
この紫のやつはシングルアームパンタになってます。ほとんど違和感を感じないのは
それだけ7200系が近代的なデザインしているからでしょうかw
そういえば豊橋鉄道は7200系の中間車が唯一現存している鉄道なんですよね。


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乗り換えの電車に乗ってさらに西へ。
途中の稲沢駅では休車になってる機関車など色々面白いものが見えました。
お召し姿で保存されているEF64 77も遠くにちらっと見えましたね。

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大垣ー
樽見鉄道のハイモがいますね。ここも未乗路線なのでいずれ行きたいところ。

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関ヶ原のあたり。さっきまでの晴れが打って変わって雪景色。
前に降った雪が溶けずに残ってるだけかと思ったら、リアルタイムで降り積もってました(

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彦根ー
12月にも来たのでだいた3週間ぶりくらいw
運よく1本づつしかいないあかね号と淡海号が両方とも彦根にいました。

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12月に来たときに写真撮り忘れてぐぬぬってなったレール運搬車のチ10も
車窓からですがようやく撮影できました!
電車の車体を取っ払って貨車にしたという相当頭おかしい車両です。
なので足回りは空気ばね台車に電気指令式ブレーキと貨車とは思えない装備です。
さすがガチャコン近江。


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そのままさらに揺られて京都につきました。
昨年5月以来。
国鉄車両とJR化後の車両、さらに私鉄からの乗り入れ車両が入り乱れてるのを見ると西に来たなぁとつくづく実感しますね。

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乗ってきたやつ。異車種混結でした。
転落防止のために連結面のライトを点灯させてるのも西に来たなと感じさせる要素です。

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とりあえずしばらく京都駅構内で撮影。
まずは113系。単色塗装の更新車ですね。

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117系。東海地区では引退してはや数年・・・ずいぶん久々に見たなぁ。
更新されてる編成もいれば原型をとどめてる編成もいるようで。
顔も撮ろうとしたけどカメラのメモリがこれ撮った瞬間いっぱいになってしまい、
メモリを差し替えてる間に行ってしまって撮れなかったというw

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続いて奈良線ホームへ移動。103系だ!

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何気にじっくり奈良の103系を眺めるのは初めて。
延命工事こそ行われ戸袋窓が埋められていたりしますが、体質改善工事は
受けていない奈良の103系は比較的原型をとどめています。
車内もペンキ塗りの網棚が残存していたり。
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待ってたらもう1本来ました。
先ほどの編成が1灯ライトからの改造車であるのに対しこいつは最初から
2灯ライトの子ですね。

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こうして並びを見るとなかなかいいですなぁw
今度はぜひ乗車して楽しみたいところ。

この辺で撮影は切り上げ目的地に向かいます。

つづく

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